受胎率、産子数の減少 基本を忘れてはいませんか?

 

去年の夏の種付け不振が話題に上っています。

受胎率の悪さ、産子数の少なさが、でています。

季節の影響もあるでしょう。

しかし、もう一度 基本に帰り、光線管理をチェックしてみましょう。

排卵を促進し、受胎を良くする要素として、光線管理は、昔からいわれてきました。特に種付け舎に導入してから、妊娠が確認できる種付け後42日までの管理では、1日16時間眼の位置で刺激を与え光の量も300ルクス(本が読める位の明るさ)で管理すれば、排卵数は、2.5個増え、受胎率も改善されます。もちろん、うちでもしているという農場は、多いでしょう。

しかし、本当に、豚の目線で光線管理がなされているか、再度検討してみましょう。

写真は、ヨーロッパの種付け豚舎です。