お腹の健康が、呼吸器病を防ぐ

 

放牧養豚をすすめるなかで、なぜ 呼吸器病にかかった豚が回復するか?

という問題で、十分な換気と運動のほかに、繊維分が大きな役割を果たしているのではという見方がでてきた。

pmwsといわれる クズ豚病は、消化器でウィルスが増殖 下痢をしてから呼吸器がやられる。

風邪も下痢をひきおこしてから、セキに移る。

その前に、消化器を治せばいいのだが、豚の世界では、高タンパク、高栄養の人工乳がはやり、繊維分は、ほとんどない。

人間の免疫のほんをみても、野菜などの繊維分をとり、消化器官から、「悪玉菌」を追い出すことが、免疫活性を引き出すとしている。

土をたべることでの、ミネラル獲得もこれにはいるかもしれない。

放牧の可能性は、こんなところにもあるのかもしれない。

たっぷりの、乾燥牧草の中で眠る子豚。

生育不振、病気にかかったものも、枯草のベッドの中で回復にむかう。

しかし、1週間もたつと、かなりの量を食べるようになる。