バーゲンと消費」

 

l         なかなか、上がらない豚価にやきもきされている生産者も多いことと思います。

本来、5月位から枝肉相場は、出荷頭数の減と、消費の拡大で大きく上昇するものですが、今年は、低調に推移しています。

この原因として、消費が盛り上がらないこと、輸入豚肉の攻勢などが取り沙汰されています。確かに、スーパーや肉屋の店頭では、豚肉は、出ているのですが、いまいち

消費が盛り上がっていないようです。また、加工品は、大きく輸入豚肉にシフトしています。豚肉、消費不振の大きな原因として、「国産豚肉」のバーゲンが少ないことがあげられます。口蹄疫の報道で、本来関係の薄い「台湾での養豚での口蹄疫」の映像が再三テレビで流れたこともあり、国産豚肉の宣伝がやりにくかったとの背景もあります。

バーゲンの力は、想像以上に大きく、消費の3割は、バーゲンで買われたものとの調査も有ります。養豚業界をあげて、消費拡大に取り組む時です。

この時、何をするべきか 生産者も「豚肉を食べながら考える」時です。